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不倫の相手は高校時代の初体験の元カノ。20年ぶりに抱く彼女に、言葉にならない感情や思いが溢れて。

始まりは、フェイスブックで送られてきた友達申請でした。
送り主は高校生1年の時に付き合っていた
僕の初体験の相手のA子。
僕の2つ年上で、自由奔放な性格で
よく振り回され、沢山喧嘩もしたけれど
僕自身にとって初めての彼女だったこともあり
本当に大好きでしたが、
彼女が高校を卒業するタイミングで
突然別れを告げられ、そのまま約20年音信不通になっていました。
とにかく可愛くて歴代の彼女達の中でも
特に思い入れのある子でした。

申請をOKして、
何通かメッセージをやり取りした後
お互いのLINE IDを交換し
当時の思い出や、お互いの近況、共通の知人の
話などをしているうちに
住んでいる所もそう遠くない事がわかり、
話の流れから後日某大手ショッピングモールの
駐車場で会う約束をしました。

待ち合わせ場所に現れた20年ぶりに会うA子は、
元々持っていた可愛さに艶やかさが加わり、
彼女を大好きだった頃の気持ちを
呼び起こさせるには十分過ぎる程の
素敵な大人の女性になっていました。

しばらく車の中で他愛のない話を
していましたが、我慢出来なくなった僕は
彼女の手を握りそっとキス。
彼女も僕の気持ちを察してか「いいよ」と
言ってくれたので、そのままホテルへ。

ホテルに着くなり、彼女を抱き寄せ激しくキス。
20年ぶりに抱く彼女に、言葉にならない感情や思いが溢れてしまいそうになりながら、貪るように彼女の体を求め、愛し、何度も彼女の中で果てました。

別れ際にまた会う約束をして帰宅しましたが、
自分自身初めての不倫ということもあり
なんだかフワフワした気持ちのままで、
家族の顔を見ても落ち着かない自分がいて、
「これがいわゆる浮つくって気持ちなんだな」と、
改めて感じました。

彼女とはそれからも月に2回位の頻度で会い、
普通のデートをする事もあれば
時には激しく求めあったりと、
そんな関係が2年程続きました。

また月が変わるな、来月もまた会いたいなと
思っていたある日、彼女からLINEが

「ごめんね。旦那が来月から転勤になって、
もう会う事は出来ない。」

なんでも、某大手企業に勤める旦那さんが
人事異動で県外の支社への配属が決まり
子供が居ない彼女も
一緒に行かなければならないとの事。

心のどこかで、
「いつまでもこんな関係続かないよな」とは
思ってはいたものの
現実にそれを突き付けられた僕は、
体中の力が抜け凄く辛い気持ちで一杯でしたが

「そうなんだ。わかった。今までありがとう。」

と、何とかそんな気持ちを悟られないように
返事を送りました。

「ずっと一緒にいたかったけど20年前と一緒になっちゃったね。本当にごめんね」

彼女から送られてきたLINEに返事をする
気力も無く、僕は携帯の画面を閉じました。

引っ越しをしてからも何度か彼女からLINEが
送られてきましたが
1度も返事をしないうちに、ついに彼女からの
連絡は無くなりLINEもブロックされました。

20年前、突然別れを告げ
僕の前から去っていき、
再会した後もまた同じように居なくなった彼女に苦笑するしかありませんでしたが
短い間とはいえ、青春のドキドキするような
気持ちを思い出させてくれた彼女に
とても感謝しています。

またいつかふとどこかで会う事ができるかな?

そんな事を思いながらいつもと変わらない日々を今は過ごしています。