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とある夏の日の出来事です。
私が自転車で走っていると、前に不自然な素振りの女性をみつけました。彼女の足元をみてみると、サンダルが破損して歩こうにも歩けない状態にあるとわかりました。親指をひっかける鼻緒の部分が破損して指を引っ掛けて歩けなくなっています。かなり困っているようでした。そんな状況で彼女は両手に買い物袋をもっていました。この時に下心はなかったのですが、助けないわけにはいかないと思って手を貸しました。
まずこれでは歩けないということで私の靴を貸しました。私は裸足で自転車にまたがり、彼女の買い物は自転車カゴに入れて彼女の家まで運びました。
彼女は町外れのアパートに住んでいました。その日は部屋の前まで彼女を送りました。そして後日お礼がしたいからと電話番号を聞かれたので教えました。
3日後に連絡がありました。私がまだ若くて痩せていたこともあり、なにかごちそうしたいと言われました。彼女と私の家は近かったので私は喜んで出ていきました。
その晩の帰り、家でコーヒーを飲もうと言うので彼女の家を訪れました。そして私はその場の流れで、彼女と体の関係になってしまいました。年上の彼女の方が私をリードして誘いました。
その時、私には結婚も視野に入れた彼女がいたし、彼女の方でも現在単身赴任の夫がいました。彼女が結婚していたことは、あとになって知ったのです。
彼女の状況を知ったのは、3回目に会った時です。
そこで私ようやくは我に返りました。夫がいる、そのことがすごく怖くなりました。彼女は嫌がりましたが、しっかり説得してもう会わないことにしました。本当にまずいことをしたと思って後悔しました。
彼女の家は近くにあります。あれ以来、その方面を避けるようにしています。今は全く関係していません。夫にバレると怖かったので携帯も変えてそれっきり、何事も無かったように過ごしています。