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アパレル販売員として働いていた20代後半の時、毎日のように荷物を届けに来る年上男性が気になっていました。
でも、接する時間は荷物を受け渡しする間のほんのわずかだったので、どうやって仲を深めていけばよいのかわかりませんでした。
しかし、相手も私のことを気になっていたようで、わざわざ荷物をバックヤードまで運んでくれるなど特別扱いを受けているような気がしたのです。
お互いに気があることをなんとなく察していた私たちは、次第にちょっとずつ話をするようになりました。
そこから彼に電話番号を聞かれて、その日のうちに電話がかかってきて告白をされたのです。
彼が既婚者だということは、話の流れでなんとなく知っていました。
それなのに、「真剣に付き合ってほしい」と言ってきたのです。
私は不倫関係になることに戸惑いを感じていて、告白の返事は曖昧にしていました。
けれども、お互いに好きな気持ちがあった私たちは、自然と2人で会う回数が増えていったのです。
彼は私よりもなんと一回りも年上でしたので、年下の私をとてもかわいがってくれました。
不倫関係でしたが、一週間に一度は彼から連絡がありデートができていたので、普通の恋愛のように楽しんでいたのです。
しかし、お盆休みや正月休みなど長期の休みの時はとてもさみしくてつらい思いをしていました。
彼は家族と旅行やお出かけで楽しんでいるのに、私は家に一人ぼっちでいることがとてもしんどかったです。
彼は私に対して本気で考えていてくれたようで、なんと奥さんと離婚をしてしまいました。
私は彼が奥さんと離婚の話を進めていることなんてちっとも知らなかったので、不倫のさみしさから独身の彼氏を作ってしまっていたのです。
そのため、結局不倫恋愛は自然と会うことがなくなり消滅してしまいました。
彼との結婚を夢見ていた時もありましたが、結婚となると現実の様々なリスクを想像してしまい、逃げてしまいました。
でも、今考えれば、それでよかったのだと思っています。
私はその時の独身彼と結婚して今、主婦をしていますが、不倫彼からは少し前まで連絡が来ていました。
不倫彼は私よりもさらに年下の女性と結婚をしたそうです。
彼は私に未練があるようで連絡してきたみたいですが、私はもう不倫彼には気持ちがないので連絡も絶ち、今に至ります。