このページはPRを含みます。
私は、開業したアパレル関係の仕事と子育てを両立した日々を送っていました。
夫は、金融関係に勤めており夫婦共働きで金銭面には不自由しなかったのですが、夫は職業柄どうしても朝の出勤が早く、帰りは遅いという生活リズムで、子育てに対する負荷は、どうしても私の方が大きい状況でした。子供が健康な時には良いのですが風邪をひいたり熱を出した時には自分の仕事を切り上げざるをえません。子育てと仕事の両立に不満を持っていたものの、周りのサポートは得られず、むしろ義理の母からは「仕事を辞めて子育てに集中しなさい」と言われる始末で悩んでいました。
そんな時、仕事で出張をした際、偶然街で高校時代の元彼と出会いました。元彼とは別れた後も普通の友達に戻れるような関係であり、進路が別々になってから音信不通という状況でした。そのため、偶然の再会だったもののそのままちょっとお互いに時間があったので喫茶店に入りました。
元彼はすでに結婚しており、お互いに既婚者と会って初めは家庭に関する話題が中心でしたが、久しぶりに心を開ける人物と出会えたことで私の気持ちも緩み、現状の仕事と子育ての両立についての悩みを聞いてもらいました。
すると元彼は「俺だったら子育ては二人でするものと考えているから仕事を早く切り上げられるように、仕事との向き合いからを変える」と私が理想とする夫像と一致する発言をサラリと断言してくれました。
話を聞いてくれたこと、実の夫の口から言って欲しい言葉を気遣いもなく自然に言えてしまうところに改めて元彼の人間性の良さを再発見しました。その日はここで別れましたが、つい私から「相談相手になって欲しい」と彼の存在を求めるコメントをしてしまいましたが、元彼は「俺で良ければいつでも連絡してよ」と嬉しい返答があり、連絡先交換しました。
以来、悩みがあったりどうしていいか分からなくなったときは夫ではなく元彼に相談するようになり、会う頻度も自然と増えていきました。すると元彼の様子が変化していきました。元彼と話をする場所が喫茶店やカフェではなく、レストランやバーなどデートで使用するような場所に変わっていき、場所の雰囲気に飲み込まれて一緒にそのような場所にいるだけで周りから付き合っている二人のように見られていることにどこか罪悪感があるものの共通の隠し事のように思えそのスリルが快感にさえ感じていました。
気づけば夫よりも元彼のことを考える時間が増えており、いい雰囲気になるとキスをためらうことなくする関係になっていきました。やがて自然と体の関係を持ちました。
子育てや仕事、プライベートで発生したストレスは、元彼との禁断の不倫関係や一線を超えた行為をするときが最もストレス発散の機会となっていき、不倫に熱中していきました。
しかし、その関係が2年ほど経過した頃、彼は転勤で別の場所に引っ越しをしてしまったので以来、容易に会う事ができなくなりました。
今では電話やメッセージを送るだけの、不倫の行為のない関係性に戻りました。