このページはPRを含みます。
会社の同期と行った慰安旅行の時の話です。
同期は男ばかり。温泉旅行に行ってコンパニオン(ノーマル)を呼んで楽しもう!と計画し、男11人に対し、コンパニオンを4人呼んで、宴会場でどんちゃん騒ぎをしました。
コンパニオンで来た女の子は20代前半~30歳までの若めのコたち。その中で一人、ちょっとツンとした雰囲気の女のコがいました。
宴会は2時間で楽しく終わりましたが、ボーナス支給後という事もあり、羽振り良くコンパニオンを延長し、部屋で飲みなおす事になりました。
とはいえ、ノーマルコンパニオンなので、ボディタッチくらいはありますが、特に乱痴気騒ぎになるわけでもなく、麻雀グループとカードゲームしながら負けたら一気飲み的なゲームをするグループに分かれ、私はカードゲーム側で遊んでいました。
宴会で気になったツンとした雰囲気のコもカードゲーム組で、参加者もそこそこ酔っぱらっている時に、私は一度トイレに。
トイレから出るとその女の子が「遅い!」と、トイレ待ちしていました。
手を洗いながら女の子が出てくるのを待ち、出てきた時に「気持ち悪い?」と聞くと「まだ大丈夫だよ」と、軽く笑顔で答えてくれました。
思わず「笑った方がカワイイよ」と、私が言うと、女子は「えっ?アタシ笑ってない?」と返すので「何かツンっとして見えた」と答えました。
女の子がちょっと照れながら、「なに~、アタシ見てたん?」というので、堂々と「うん、見てた。むしろ気になった」と答えると、まんざらでもない感じ。
トイレから部屋に戻り、再びゲームに混じるも、延長時間もほどよく過ぎ、コンパニオンはおひらきの時間となりました。
女の子たちが帰る直前、先ほどのコに「出張でたまにこっちくるからまた会おうよ」とダメもとで誘ってみると、また小さく笑いながら「LINEでいい?」と言ってくれたので、LINE交換をしました。
旅行が終わってから、3日に一度くらいのペースでLINEを送って、やり取りを楽しんでいましたが、旅行後3週間で、出張へ行く機会が出来ました。
早速、LINEで近くに行く事を伝えると、女の子がコンビニを指定してきたのでそこで落ち合うことになりました。
出張はだいたい自分の車です。少しドキドキしながら待っていると、小走りに女の子が向かってきます。
こっちこっち、と手を振ると、そのまま助手席に飛び乗り、「すぐに車出して!」と言います。
実は女の子も結婚していたのですが、子供はまだおらず同い年の旦那とは不仲とのことで、近所のコンビニでは長居できない状況でした。
そのまま、女の子がお気に入りだという洋風居酒屋へ行き、3週間ぶりにお酒を飲み交わしながら、女の子と話しをしていると、「出張来るの遅い!もっと早く来てよ!」と、笑いながら言ってきます。
旦那と不仲というのは本当らしく、家庭の愚痴をいろいろこぼすので、相槌をうちながら話を聞いてあげました。
私も妻子がいるが、夫婦仲はイマイチだと伝えると、「やっぱり♪そうだと思った」と、仲間意識からか、嬉しそうな笑顔を見せました。
今夜は近くのビジネスホテルで泊まりだと知ると「旦那には友達ん家で泊まってくるって言ってあるから」と、ホテルに来る気まんまんでした。
念のためと思い、出張で使うには少し高いホテルを予約していた事に安堵しながら、2時間ほどお酒を飲み、代行運転を呼びホテルへ。
いろいろな不満が彼女にも溜まっていたのか、それからは年上の私に安心しているのか、初めのツンっとした態度とは真逆の、微笑みながら甘える姿を見せながら、朝まで共に過ごしました。
別れ際、「また来れるよね?」と、寂しそうに聞く彼女に「また来るよ」と言い、少し寂しくも再会出来ることに期待を膨らまし、私も岐路につきました。
時には2~3か月会えませんが、LINEのやり取りとたまに一緒に過ごせる夜を、お互い楽しみにし合う仲になりましたね。