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不倫の怖さ、それは身体の相性の良さ。所詮不倫、されど不倫。 イケナイ恋だけど熱くて甘い恋でした

20代最後で結婚間近だった彼と別れて、30代を迎えた私は、結婚を諦め仕事に
邁進していました。
もう、恋だの愛だのという状況が面倒になっていたのは否めません。
今、思えば20代最後の恋がトラウマになっていたのかもしれません。

32歳を迎えた私は、いつもと変わらず営業車で病院回りをしていました。
院内で、先生の診療が終わるのを待っている時、隣で私と同じように待っている男性がいました。
その男性Mさんが私に「もしかして、先生待ちですか?」と話しかけてきたので「そうです」と答えて、待ち時間に少しだけお話をしたのが出会ったきっかけです。Mさんの左薬指にはキラッと光る結婚指輪がありました。
若いけど、結婚しているのだなと認識して、好きだとかいう感情はありませんでした。
しかし、Mさんは私に「仕事の話も含めて、今度軽く飲みにいきませんか?」と言うので、迷いましたが仕事の話なら良いかと思い、メルアドを交換しました。

その日を境にMさんは1週間に数回、メールを送ってくるようになったのです。
最初は何も気にならなかった私でしたが、次第に気になる存在へと発展してしまいました。

ついに、Mさんと飲んだ帰りに道沿いでキスをされて「Yさん(私)がいけないんだ、僕の心を掻き乱して‥」と告白されハグ、私の心も混乱してしまいました。
ですがMさんの瞳の奥から、恋がしたい!という思いが伝わり、私はいけないと感じつつ、Mさんの思いに負けてしまいました。

所詮は不倫。
相手の家庭を壊してはいけないんだと自分に言い聞かせていました。
土日は連絡しないと決めていたけれど、Mさんは月に一度だけ平日とは別に会う日を作ってくれたのです。
そんな優しいMさんにハマってしまう自分がいました。

私達は何度も身体を重ねて、相性の良さに溺れていきました。
「僕はYさんに完全にハマってしまった、心も身体も言うこと聞いてくれないんだ」と何度も私を求めて快感の渦に飲み込まれ、離れられない存在となりました。

不倫の恋を始めて1年が経とうとしていた時、Mさんは会社の辞令で東京へ転勤となってしまいました。
けれど、Mさんは、場所は遠くなっても離れたくないと東京から九州まで来てくれることもありました。

しかし、私の中でこのままではMさんがダメになってしまうと感じて、「Mさん、私達、今日でサヨナラしよう、この思い出は一生忘れないと思う。こんな私を沢山愛してくれたMさんに感謝です」と告げました。
Mさんは.最後も私を何度も抱いてくれました。

心の繋がりはもちろん大切だけど、身体の相性の良さはある意味、怖いです。こんなにも快感を与えてくれた人はもう人生で出会うことはないでしょう。

所詮不倫、されど不倫。
いけない恋だけど熱くて甘い恋でした。40代になった今もセピア色に輝き続けています。