このページはPRを含みます。
当時、私は20代前半で、エステサロンに勤めるエステティシャンでした。
様々なジャンルのエステのコースがあり、業務内容は難しく、覚える事も星の数ほどありました。
また女性だけの職場なので、陰湿ないじめも多々あり、新人で入社してもすぐに辞めてしまったり、出入りが激しい職場でした。
私は先輩からの嫌がらせは、一瞬イラっとしますが受け流しができる方でしたので、なんとか数年続けて働くことができました。
ある時、先輩に誘われメンズキャバクラへ嫌々行くことになりました。早く帰りたいなと思いながら時間が経つのをじっと待っていたら、先輩へ社長(男性)から「今から呑みに行こう」と連絡がありました。
先輩たちはメンキャバ男と離れたくなかったようで、なぜか私一人で社長の元へ行くことになりました。これもイジメの一種なのかなと思いながら、約束の場所へ向かうと、社長は上機嫌で向かえてくれて、親身に職場の現状についてや私への評価もきちんと伝えてくれて、とても良い社長だなと改めて感心していました。
数時間、呑みながらいろいろお話をして、帰ろうとすると、もっと深く知りたい!と猛アプローチしてきて、奥さんと面識もあるし、お子さんがいる事も知っているので、何度も何度も丁重にお断りしましたが、社長は一切引かず、そのままホテルへ直行しました。
お酒も入っていたけれど、私は何をしているんだろうと思いながら事を済ませ、我にかえって今回の事は無かったことにして、一社員と社長に戻りましょうと話しましたのですが、逆に、真剣に付き合いたいと申し入れがありました。
まだ、若かった私は社長をうまくかわすことができず、結局2年弱の不倫生活が続きました。
親友には不倫の事を話し、相談をしたりしていましたが、猛反対されて、転職を機にきれいさっぱりお別れをしました。
今は二児の母となり、ごくごく普通の生活をしています。