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職場の上司と、きついプロジェクトで芽生えたあこがれ。新人社員の不倫。

やっぱり、一緒にいる時間が長く、苦楽をともにすると、好きな気持ちが加速してとめられなくなってしまうものです。

私は当時23歳、入社1年目のフレッシュな社員でした。配属されたプロジェクトチームは、炎上しているとても大変なシステム開発プロジェクトで、毎日夜遅くまでの残業と休日出勤が当たり前の現場でした。そのプロジェクトのリーダーが不倫相手の彼です。人当たりが良く、みんなから頼りにされている人で、人見知り気味な私も、彼のおかげですぐにチームになじむことができました。しばらくして、先輩の一人が退職し、私がその仕事を引き継ぐことになりました。仕事は分からないことだらけでへばっているところに、彼は夜遅くや休日までフォローに入ってくれて、一緒に過ごす時間がとても長くなり、私も、妻子がいると分かっていながら惹かれていきました。

そんなときに、プロジェクトが急遽中止になりました。チーム全員で打ちひしがれて、飲みに行き、飲み過ぎて終電を逃してしまい、その酔った流れで彼と関係を持ちました。その後もプロジェクトの飲み会があるたびに飲み会の帰りに待ち合わせて、一人暮らしの私の家で朝まで泊まっていったり、ホテルに行ったりしました。

そんな関係を続けて半年ほどで、彼が異動になり、勤務地が離れてしまいました。彼のことがとても好きだったので何とか会える機会を作りたいと思いましたが、彼の方から連絡が少なくなり、自然消滅して、今は全く連絡を取っていません。