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まさか自分が不倫して離婚するなんて・・・。若く押さえきれなかった感情に従い、刺激を求めて不倫をした最低な私。

背が高くてカッコイイ、そんな年下の彼を好きになったのはもう10年以上前のことです。

当時の私は子供のいる既婚者。まさか自分が不倫なんてするとは思っていませんでした。結婚しているのに、他の人を好きになる、そんなこと許されるはずがありません。小さい子供がいるならなおさら。しかも彼は夫の知り合いでした。

10代で夫と知り合い、デキ婚しました。お酒もタバコもギャンブルもしないとても真面目な夫と、お酒もタバコもギャンブルも好きだった私の生活は合うわけもなく、初めから結婚生活はボロボロ。刺激のない生活と我慢に飽きていました。完全に親としても妻としても失格です。

そんな毎日に刺激をくれたのが年下の彼でした。彼は全てが夫と真逆。酒タバコ、ギャンブルをし、夜のお仕事をしていて女性にモテる人。特に女性の扱いには慣れていて、知り合ってからずっと途切れなくお付き合いしている女性がいたことも知っていました。

彼の魅力はその女性の扱い方と可愛い嫉妬でした。例えば外を歩くとき車の反対側に体を向けてくれたり、車から降りるとき助手席に回ってドアを開けてくれたり。また、少し他の男性と話しただけで、ふてくされて嫉妬してる気持ちを正直に伝えてくれました。

最初は友達でしたが、逢う時間が次第に増えていきました。既婚者で子供もいるし、人を好きになることも久しぶりだったので、どうしたらいいかわからない恋でした。

一線を越えてしまったのは寒い冬の日の夜でした。
雪を見ながら、「いい?」「うん」の会話でホテルに行き、それまで抑えていた気持ちが全て解放されました。罪悪感はあったのですが、それもまたコソコソ悪いことをしているという刺激になり、余計に盛り上がったのだと思います。好きだという気持ちが大きくなり止まらなくなりました。半年ほど関係は続きました。

しかしある日、些細な喧嘩から、「だってお前結婚してるじゃん」の一言を言われてしまったのです。わかっていました。いずれけじめを付けなければいけないこと、最悪な事をしていることも。そして終わりがくることも。

どうしても彼への気持ちが強かった私は、夫に全て話し、離婚してほしいと伝えました。相手が夫も知っている人であること。全部私が悪いから慰謝料も払うから、それでも彼と一緒にいたいと。夫は最初は離婚に反対していましたが、徐々に夫も気持ちが離れていき、離婚が成立しました。

しかし、離婚が成立する頃には年下の彼も私から気持ちが離れ、他の女性に向いていました。結局どちらも離れていってしまいました。自業自得です。
唯一あの時引き取った子供だけが私の心の支えであり、最低の母親から立ち直らせてくれる存在でした。

そして現在は再婚し、真面目で優しい夫に支えられ、新しい生活を初めています。前の夫も良い女性と知り合えたようで再婚したそうです。年下の彼も家庭をもち、育児を手伝ったりしているそうです。
前の夫にも子供にも申し訳ない気持ちでいます。いくら若かったとはいえ、謝っても謝っても足りません。この先も一生背負っていくことになります。