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私は、ある会社で事務をしていました。当時はまだ若かったので、同年代からの誘いは普通にありましたが、まさか当時28歳の自分に44歳の上司が誘ってくるとは夢にも思っていませんでした。最終的には、不倫関係を5年も続けるという間柄になってしまいました。
その上司は部署は違う上司でしたが、私が居た部署とはひんぱんにやりとりがあったため、仕事上の接点は多少ありました。ある日、その上司から仕事のお願いをされて、仕事内容を見てみると、けっこうな量で驚くほどでした。どうしよう……。と思っていた私に上司は「遅くなったらご飯ごちそうするからね。」という声をかけてきました。
いつも厳しく怖い上司だったので、まさかそんな声をかけてくるとは夢にも思っていなかったので本当に驚きました。
そして仕事が終わって上司の元に頼まれた書類を持って行くと「ご飯に行く?」というので、一緒に行くことになりました。
どうしていつも冷たいというか怖い人なのに、いくら仕事を大量に頼んだからってご飯に誘ったんだろう、と私は終始不思議に思っていました。まさかこれって異性としての誘いなの? と変な期待もゆくゆくはしてきました。
その勘が当たり、その食事から個人的に連絡をとるようになり、連絡内容もまるでつきあってるかのようなお互いに浮かれた文章のやりとりをしていました。
そして引き続きご飯を食べに行く関係になり、食事を何度かするようになったあと、彼はいきなり車のなかで私の太ももを撫でてきて、キスをしてきました。
その後は深い関係になりました。
日頃、会社ではかなり厳しい人だっただけに、実は若い感覚のある人で、セクシーで体の相性も抜群となってしまい、私はそのままずるずると5年もその上司と体の関係を続けてしまいました。
喧嘩もたえなかったため、5年経った頃にその上司とはお別れしました。別れたあとは、相手から少し連絡はきてきましたが、やはり自分の年齢を考えると結婚したいという思いは捨てきれなかったため、未来の自分のためにもそのまま別れることとなりました。
私は、普段怖い上司が急に男の顔になって豹変していたところにも、別の二面性のようなものを感じ取り惹かれていたのかもしれないな、と今となっては思っています。