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私がガールズバーで働いていた時、お客さんの一人が妙に私の事を気に入ってくれて、コッソリ連絡先を交換して会うようになりました。彼は外資系に勤める妻子持ち。困ったお客さんも多い中、彼はいつも紳士的に振る舞い、私のことを特別扱いしてくれるので、少しずつ惹かれていきました。
彼は遠方に住んでいましたが、出張でよく私の住む町に来ることが多かったので、家庭があるなんて罪悪感もなく堂々と会ってデートを重ねました。高収入の彼はいつも私を高級レストランや高級ラウンジに連れて行ってくれて、上流の大人の世界を教えてくれました。大学院で研究をしながら働く私のことを尊敬すると言ってくれて、国際問題や政治経済のことについて、お互いに対等な立場としてたくさん議論を交わしました。同年代の男性とはけっしてできないようなお付き合い。私は不倫の沼にズブズブと浸かっていくのを感じました。
彼はブランド品や良質な家具も買い与えてくれて、お小遣いもくれて、当時に自覚はありませんでしたが愛人かパパ活のような関係に近かったのだと思います。その後は必ず彼の予約していたホテルに行き、彼の疲れた体を癒してあげました。お互いの体に触れ合う程度のことはしましたが、私はまだ処女だったので、最後の一線は守ってくれていました。彼自身もセックスができないコンプレックスがあったようで、私は代わりにできるだけの奉仕をしました。
そんな関係が2年続き、私は別の独身男性に交際を申し込まれ、結婚を強く意識するようになりました。その人への義理を通すため、私は電話でそのことを彼に話し、お別れをすることに。ずっと彼に依存しきっていた生活を思い、自分の体の一部が消えていくような喪失感でボロボロ泣いてしまいました。彼が今、どこで何をしているかはわかりませんが、幸せに生活していることを心から願っています。