投稿数: 231

このページはPRを含みます。

彼の奥さんからのつらい電話で、不倫の蜜の味に酔っていただけの自分に気づけました。

私は以前、医療事務のお仕事をしている時に、薬局によく来る業者の方と不倫関係に陥りました。

最初はその人が既婚者ということを知りませんでした。
偶然、私が一人でいるときに彼と街なかで会ったんです。お茶でもいかがですか?と誘われて、その日は特に大きな用事もなかったので、お誘いに応じました

そこで彼の話が面白くて面白くて、気づいたら連絡先を交換していました。その時点では相手が結婚しているだなんて知らなかったので、「もしかしたらこのまま恋人に」なんて思っていたのです。

これをきっかけに毎日のようにメールをするようになり、何度かデートを重ねてお付き合いをすることにしました。

そして付きあった後にカミングアウトされたのです。実は奥さんと子供がいる、と聞いたときの衝撃ったらなかったです。しかし、私は不倫関係を続けました。だってそれでもいい!と思うくらい彼に惹かれていたのです。彼も口がうまい人で奥さんとは別れるつもりだ、と言って、私と一緒にいたがったので、つい不倫関係を続けてしまいました。

会うときはもっぱら彼とドライブデートでした。知り合いがいるかもしれない近場では堂々とデートができず、満足いかないこともたくさんありました。それでも二人の秘密をしっかり守り通さなければと思えば思うほど、ドキドキ緊張感があり、さらに、この不倫に熱が入っていきました。

しかし、今現在、私はこの彼とは別れています。理由は良心の呵責に耐えきれなくなったからです。彼の奥さんは彼が私と不倫していることを知っていたんです。私に直接電話してきたことありました。そのときの奥さんの様子があまりに切迫していて、あまりに辛そうで、不憫になりました。それでも私や彼のことを責めないので、だんだんと良心がとがめて別れる決意に至ったのです。

私はこの不倫に本気ではなかったと後で気づきました。本気で彼が好きだったら、それでもなお付き合っていたと思います。たぶん、初めての不倫の高揚感に酔っていただけなのです。彼の奥さんや子供をこれ以上傷つけてまで、この不倫を続けようとは思えなかったです。

最後は、私から別れを告げて別れました。
それから彼からの連絡は一度として来ていません。おそらく、私も彼も「不倫」という蜜の味に酔っていただけなのです。奥さんをこれ以上悲しませなくて済んで、本当に良かったと今は思います。