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キミに旦那さんがいると思うと背徳感で燃える…部署でも人気の部長に心を奪われた私

大手銀行の本社に勤務していた時の話です。

異動して同じチームの上司になった部長はルックスも良く、仕事もできてみんなの憧れの人でした。
私は結婚しています。彼も既婚者。
でも、彼宛ての電話を取り次ぐ時はとても緊張して、伝言メモを渡したりした時に交わせる会話が嬉しくて、なるべく彼と関われる方法はないか必死に探していました。

そんなある日、ランチに誘われて初めて2人だけで社食に行きました。周りにたくさん行員がいるのに、憧れの上司と2人でランチに行けるのが嬉しくて初恋みたいにドキドキしました。

その日は他愛もない話をして終わるかと思ったのですが、ランチが終わってエレベーターでデスクのあるフロアに戻るときに2人きりになりました。
その時、いきなり抱き寄せられて、「今夜ご飯行ける?」と聞かれ、キスされました。いつ開くか分からないエレベーターで部長からキスをされてフロアに着いた時には一瞬頭がぼーっとしていました。

ドキドキが収まらない中、なんとか仕事を切り上げて夜ご飯に行くことに…デスクを片付けていると部長から「18:30に正面入口出て左に行ったところの角でいいかな」とメールが来ました。

待っていると部長がやってきました。やっぱりいつ見てもどの角度から見ても素敵です。
銀座でおいしいものでも食べてゆっくり話そうと言われて歩き出したその時、手を繋がれました。部長の手は体型とは違ってちょっとふっくらとして柔らかくて温かくてずっと繋いでいたくなりました。奥様やお嬢さんはいつもこの手を繋いでるんだなぁと考えながら歩いていると、お洒落なレストランに案内してくれました。

お食事は本当に美味しくて、仕事のことやプライベートなことをたくさん話してたくさん笑いました。
お店を出て歩いていると、急に立ち止まって抱きしめられてキスされました。濃厚なキスでとても美味しくてずっと一緒にいたいと思いました。それから私たちは月に1度くらいのペースでデートをするようになりました。

「キミに旦那さんがいると思うと背徳感で余計に燃える」
彼はそう言いました。そんなことを言う上司には見えなかったので、私たちの関係は燃えました。

美味しいディナーを食べて、抱き合って、翌朝何事もなかったかの様に職場で逢う。そんな生活が1年くらい続いたところで、私は家の事情で転職をすることになりました。行員として最後に部長とデートした日の夜は、初めてのお泊りデートでした。いつもはホテルに泊まりたいと言っても帰されていたのですが、あの夜だけはずっとそばにいてくれて朝までずっと抱いてくれました。

いつまで続くか分からないのですが、あれから5年、私たちは今も年に数回会って近況報告をして、一夜を共にしています。