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不倫相手はリフォーム依頼のお客さんの女性でした。
当時、自分は高校を卒業してリフォーム会社で働き始めたばかりでした。
ある女性からリフォームの依頼がありました。その方は20代後半で、自分とは10個離れていました。何度かお伺いする中で、お互い惹かれ合う関係になってしまい、リフォームの仕事が終了した後も、プライベートで会う仲になりました。
お互いに好きだという気持ちは伝えつつも、相手はご結婚されており、子どももいる身。お付き合いという形ではないですが、時間を見つけては何度も逢う日が続きました。
何度か逢瀬を重ねる中、しばらく連絡が取れない日が続きました。
こちらから連絡を取ることは避けていたため心配しつつもそのまま1か月、あまりにも連絡が取れないためこちらから連絡を入れてみると、
「誰ですか?」
の一言。
もしかすると旦那さんではないかと思い、女性の名前で偽名を使い、学生時代からの友人ですと伝えました。
そこで、彼女は胃がんで入院していると伝えられました。元々、体は強くなかった彼女ではありますが、まさか入院しているとは思いませんでした。それからしばらく後、本人から連絡があり、無事に退院したことと、旦那さんにバレてしまったことを伝えられました。
彼女は、私の名前をしっかり電話帳に登録していたらしく、旦那さんは登録された名前ではなく違う名前を私が名乗ったことに疑問を持ち、彼女に聞いたそうなのです。
バレてしまったこともそうですが、入院中に旦那さんから、
「君がそれで気持ちが安心するのであれば彼と連絡を取って構わない、でも会わせることはできない」
と言われたそうです。そこで改めて自分のしたことの重さに気づき、やはり不倫はよくないことだと思いました。私自身も、その話を聞いたときに、
「自分にはなにもできない、旦那さんには敵わない」という諦めの気持ちになり、関係を断つことになりました。
私のしたことは道徳的には決してよいとは言えないかもしれません。ただ、好きだったという気持ちに嘘偽りはなかったと今でも思っています。